モミジ盆栽の作り方を学びましょう。この記事と動画では、イロハモミジの剪定、針金掛けの方法を紹介しています。

幹の切断、剪定と針金掛けを紹介します。 盆栽は実生(成形作業を始めるまでに少なくとも5年はかかるでしょう)から、既成の盆栽を購入するなど、さまざまな方法で入手できます。また、ある程度育った素材の樹を(運が良ければ盆栽の小売店や園芸センターにもあります)購入し、剪定、針金掛け、植替えなどを経て見栄えの良い盆栽に仕立てる方法もあります。この記事では、もともと見栄えのよいイロハモミジを盆栽にする手順を紹介しましたが、良い盆栽になりそうですので16,000円とします。この木は今回の作業が盆栽としての第一歩ですので、完成するにはあと数年かかるでしょう。経過を見てみたい方は、ぜひYouTubeチャンネルに登録してください。

モミジ盆栽を作る

この樹は日本のカエデです。また、イロハモミジとしても知られています。樹齢は10~15年程度でしょう。この画像ではこの樹を成形していきます。 一部の枝を剪定して、少し針金を掛け、整枝していきます。ご覧の通り、幹は長く、直線的になっています。

モミジ盆栽を作る

幹の上部を切り落とす際には、切れ味鋭い鋸を使用しました。まっすぐきれいな断面となるよう心掛けてください。

モミジ盆栽を作る

ご覧の通り、この木は上部を切り落としました。切り跡は乾燥して枯れていくので、2.5~5センチの余裕を残して切りました。新しい頂点が成長し続けていることを確認しましょう。次のステップは針金掛けです。こちらが、針金を掛けた状態です。

モミジ盆栽を作る

次の早春には幹を切られたことに反応して、新しい芽や枝を多く出すでしょう。

モミジ盆栽を作る

特に頭の部分は、成長過程で厚みを増していく必要があるため、しっかりとした成長が重要です。ひとまず、針金掛けを続けていきましょう。

モミジ盆栽を作る

通常通り、同じような太さの枝のペアを探し、一本の針金でこれらの枝に針金を掛けます。主要な枝から針金掛けを始め、徐々に上へと進めていきます。小さく細い枝には細い針金を掛けます。

モミジ盆栽を作る

枝分かれが幹の太さに合わせて十分育ち、新しい頭が完成することを考えると、少なくとも五年ほどは時間がかかるのではないでしょうか。

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