サツキの作例

サツキの盆栽は西洋の盆栽愛好家の中でもだんだん人気が出てきています。土を乾燥させすぎないこと、雨水をためた水を水やりに用いる方が良いこと、サツキに合った土と肥料を準備すること、これらの条件を満たしてきれば、サツキは非常に育てやすい盆栽で、毎年美しい花を楽しむことができます。

サツキには非常に多くの品種があり、樹形も違えば葉の形や大きさもバラエティーに富んでいます。
サツキの優れた特徴として、頻繁に剪定を行うことができ、そのたびに幹や枝からどんどん新しい芽がでてくる点があります。多くの他の樹種とは対照的に、サツキは下の枝のほうが上部の枝より活発に成長するという性質を持っています。

このサツキは日本から輸入されたもので、2008年の4月に購入しました。プラスチックのポットで成長しています。

2008年の10月

2009年3月までに木がよく成長したので、盆栽鉢へと植え替えをしました。
2009年5月には非常に美しい花を咲かせましたが、花色と鉢との取り合わせがあまり良くないように思いました。

2010年4月、Bryan Albright氏作の、紺色の鉢へと植え替えることにしました。

2012年6月のツツジです。より成熟し、一度目に咲いた花より美しい姿を見せています。