盆栽についてよくある誤解は、観葉植物のように屋内で育てるという認識です。
盆栽は自然木と同じように、気候の変化のサイクルの下ににさらす必要があり、屋外に置くほうが良いのです。
屋内に置くべき盆栽は、熱帯・亜熱帯の植物です。それらはもともと年間を通じて安定的に高い気温が適しているからです。

 

 

どのような熱帯樹木を選ぶか

屋内で生育させることができるいくつかの樹があります。その中でもっとも一般的な種はファイカス(イチジク属)です。これらは低湿度など様々な条件に対して強健です。
その他の人気屋内盆栽はクラッスラ属(ジェイド)、リグストルム(イボタノキ)、カルモナ(福建茶)、Schefflera Arboricola(ハワイの傘)とSageretia(スウィートプラム)が挙げられます。

Indoor Bonsai trees

屋内盆栽;ファイカス(イチジク)、カルモナ(フクマンギ)、ニレケヤキ

 

主な盆栽を屋外で育てる理由

前述したように、多くの樹種は冬の休眠期間を必要とします。気温が下がって日照時間が徐々に短くなるという過程を経て、この期間に成長サイクルが一旦停止し、春に再び次の成長サイクルに入ります。室内での栽培はこの過程が生じないということになります。

 

屋内盆栽の管理

屋内盆栽の管理は普通の観葉植物の管理とは異なります。主な理由として盆栽は小さな鉢に植えられ、
水や養分が限られているからです。最大の違いは熱帯の植物は高い湿度と多くの日照を必要とする為、
屋内では作るのが困難であるということです。

屋内盆栽種の具体的なケア

1. 日照

熱帯植物を室内で維持する際に注意が必要なのは、屋外よりはるかに低い日照をどう確保するかということです。日照が足りないと、成長は鈍くなり、結果的に植物を弱らせます。室内栽培の場合でも、日光のよくあたる場所や窓際の明るい場所に盆栽を置くことを心がけてください。

それでも日照が足りない可能性がありますので、一日に約10時間程度人工照明をつけると成長の助けになるでしょう。

 

2. 湿度

熱帯植物は、室内条件よりも実際ははるかに高い湿度を必要としている場合があります。室内でヒーターやエアコンを使用していると特に乾燥しています。水が入ったトレイを盆栽のそばに置いたり、霧吹きで日に何度か水を与えることで、湿度を上げることができます。その他に、日中に窓をあけて外気を循環させるのもよいでしょう。

 

3. 水やりと施肥

水やりは十分に行わなくてはいけませんが、何日に何度などといった方法ではなく、盆栽をよく観察して、必要なときに必要な量の水を与えてください。詳細については、水やり施肥の項目を参照してください。

 

4. 温度

熱帯植物は、年間通して高めの温度が必要です。リビングルームの標準的な温度ぐらいのところに置いてください。

亜熱帯植物は熱帯植物より低めの温度でも問題ありません。

 

あなたの生活にあった樹種を選び、屋内盆栽の育て方を守れば、良い盆栽を育てることができます。